何気ない日常のなかでふと心に触れる色や、
胸の奥にひそむ感情。
そうしたささやかな美しさをランプワークによるガラス玉に映し込み、そのガラス玉をオブジェクトとして組み込んだ万華鏡を制作しています。
ステンドグラス、キルンワーク、ランプワークなど複数のガラス技法を組み合わせ、外観も“飾れるオブジェ”として日常に寄り添う佇まいとなるよう心掛けています。
万華鏡はよく「一期一会」と表現されますが、私の万華鏡は、同じ映像が繰り返し現れるよう設計しています。
そこには、光の加減や時間、記憶、心の動きが日々変化していくなかで、“同じ景色にもう一度出会いたい”という思いを大切にしたいという意図があります。
変わっていく私たち自身と、
もう一度めぐり逢いたい記憶や想い。
万華鏡の中に揺らめく世界が、そうした心の営みを優しく写し出してくれることを願いながら制作しています。
早春の花が芽吹くように、少しずつ姿を変えながら、新しい美しさと出会える万華鏡でありますように。









































